用語集

あ行

アブソリュート(アブソ)

アブソリュート(アブソ)とは、位置決め制御において、原点からの距離を基準としたもの。絶対値(ABS)とも表記されます。

イーサキャット(EtherCAT)

イーサキャット(EtherCAT)とは、海外企業によって開発されたイーサネットと互換性のあるオープンなフィールドネットワークの一つ。特長として高速性があげられます。

イーサネット(Ethernet)

イーサネット(Ethernet)とは、コンピューターネットワークの規格の1つで、有線のネットワークではもっとも普及しています。

イグザクトストップ

イグザクトストップとは、NCプログラムのGコードの1つでコーナー部でのショートカットをおこらないようにすることです。

イナーシャ(慣性)

イナーシャ(慣性)とは、物体がその時の状態を維持しようとする大きさを示す物理量であり、この値が大きいほど加減速に大きなエネルギーが必要となります。

インクリメンタル

インクリメンタルとは、位置決め制御において、前回の移動点からの距離を基準としたもの。相対値(INC)とも表記されます。

インターフェース

インターフェースとは、ハードウェア間・ソフトウェア間・ハードウェアとユーザー間で接点、橋渡しとなるものです。

インダクタンス

インダクタンスとは、コイルを流れる電流を変化させたとき電磁誘導によりそのコイル、あるいは近くのコイルに発生する起電力の大きさのことを表します。

インチング

インチングとは、手動操作において微小移動させることをいいます。

インデックステーブル

インデックステーブルとは、ロータリテーブルともいい間欠割出装置あるいは揺動装置の出力軸に取り付けられている回転テーブルのことをいいます。

インピーダンス

インピーダンスとは、交流回路において電流を妨げる働きを持つものをいいます。

インポジション(INPOS)

インポジション(INPOS)とは、位置決め制御でワークが位置決め範囲内に到達した時にサーボアンプから出力される信号です。

位置決め制御

位置決め制御とは、ACサーボ等で行われる制御の一種。位置決めを最優先して制御されます。

位置決め精度

位置決め精度とは、基準位置から実際に移動した距離と指令値との最大誤差を絶対値で表したものです。

位置のオーバーライド

位置のオーバーライドとは、位置決め動作中に当初の目標位置から別の目標位置に変更することです。

位置偏差

位置偏差とは、溜りパルスともいい指定パルスとフィードバックパルスとの位置的なズレをパルスに換算して表したものです。

異方性導電テープ(ACFテープ)

異方性導電テープ(ACFテープ)とは、面方向に絶縁性を持ち厚み方向には導通性を持つテープです。

ウォッチドッグタイマー

ウォッチドッグタイマーとは、コンピュータが正常かどうかを常時監視するタイマのことです。

エディタ

エディタとは、テキストやプログラムの編集を行うためのソフトウエアです。

エンコーダ

エンコーダとは、サーボモータ等に取付けられておりサーボモータの回転量や回転方向などを検出するセンサです。

円弧補間

円弧補間とは、A点からB点までの移動で2軸(X、Y軸)を両方動かして円弧を描くことです。

オーバーライド

オーバーライドとは、オブジェクト指向プログラミングにおいて、親クラスで定義された関数やメソッドを、子クラスで独自の機能を用いて上書きすることです。

オーバーランリミット

オーバーランリミットとは、直線移動等でそれ以上移動すると機械的に衝突するような場合、限界点に取り付けてそれ以上進んではいけないことを知らせるスイッチやセンサーのことをいいます。

オープンコレクタ

オープンコレクタとは、ICやセンサの出力方式の一種で、トランジスタのコレクタを外部に引き出し、電圧信号に変換して使用します。

オープンループ制御

オープンループ制御(開ループ制御)とは、クローズドループ制御に対して用いられます。モータなどに動作指令を送るのみで入力が所定の目標値に達したかフィードバックを受け取らないで制御する方法となります。

応答性

応答性とは、電子装置などへの入力信号に対して出力信号が対応する速さのことをいいます。サーボドライバの応答性は一般的に周波数特性で表示されます。

送り速度

送り速度とは、工作機の各軸をスライドさせる相対速度のことをいい、m/minで表記されます。

 
か行

カウンタ

カウンタとは、ものの数や動作の回数を数える装置や、機能のことを表します。

回転トルク

回転トルクとは、ある回転軸を中心に回転させようとする作用の大きさをトルクといい、接線力と回転半径の積で表されます。トルクT(N・m)=接線力F(N)×回転半径R(m)となります。

回転ムラ(速度ムラ)

回転ムラ(速度ムラ)とは、一定速で運転するとき速度が変動していることをいいます。

加減速動作

加減速動作とは、起動速度で動作開始後、目標速度まで加速し、一定の目標動作速度で移動、再度目標速度から起動速度まで減速してから停止する動きのことを表します。

加減速レート

加減速レートとは、起動速度から目標速度、目標速度から起動速度までの傾きのことを表します。

間欠割出装置

間欠割出装置とは、一方向に停留➡位置決め➡停留を周期的、間欠的動作を行う装置のことをいいます。

慣性(イナーシャ)

慣性(イナーシャ)とは、物体がその時の状態を維持しようとする大きさを示す物理量であり、この値が大きいほど加減速に大きなエネルギーが必要となります。

機械原点

機械原点とは、対象の機械が持つ固有座標(O点)のことです。

機械座標

機械座標とは、機械原点からの位置のことです。

軌跡制御

軌道制御とは、可動軸の実際の位置が指令経路から求めた可動軸の位置指令に追従するように制御を行うことをいいます。

基底速度

基底速度とは、基底周波数における同期回転速度から、滑り分の回転速度を差し引いた速度のことを表します。

起動トルク

起動トルクとは、起動の瞬間に発生するトルクのことを表します。

逆起電力定数

逆起電力定数とは、回転により発生する逆起電力の比率を単位回転数あたりで表した値のことをいいます。

クローズドループ制御

クローズドループ制御とは、制御装置からのフィードバック値と目標値を比較して両者を一致させる調整を行う制御のことをいいます。

クロック信号

クロック信号とは、回路の同期を取るための周期的な信号のことをいいます。

繰り返し位置決め精度

繰り返し位置決め精度とは、一定の位置から別の一定位置へ同じ動作を繰り返した時の位置ずれ精度のことをいいます。

原点サーチ

原点サーチとは、原点を検出することを表します。

原点復帰

原点復帰とは、一旦移動した物体を原点に戻すことをいい、位置決め動作中に、非常停止したり、停電したり、電源を切っている間に軸を手で動かしたときに、記憶しているワーク位置と実際の位置が一致しなくなった時に、記憶と実際の位置を合わせるために原点に戻すときに使用します。

コアレスモーター

コアレスモーターとは、カップ型のコイルの内側に円柱型の永久磁石を内蔵した回転子(ロータ)に鉄心のない電動機のことです。

コギング

コギングとは、モータが回るときに固定子と回転子の磁束の相互作用で引き起こる脈動現象のことです。

コネクタ

コネクタとは、電子回路の配線や機器同士やケーブルを接続するための部品になります。

コンパレータ

コンパレータとは、二つの電流または電圧を比較した結果によって異なる値を出力する回路素子のことをいいます。

工具長補正

工具長補正とは、Z軸方向の工具の移動をNC装置に設定した補正量だけオフセットにする機能のことで、長さが異なる複数の工具を使用する場合のプログラム作成で工具の長さに関係なくプログラムを作成することができます。

 
さ行

サーボモーター

サーボモーター(Servomotor)とは、サーボ機構において位置、速度等を制御する用途に使用するモーターになります。

サーボ機構

サーボ機構とは、物体の位置・方位・姿勢などを制御量とし、目標値に追従するよう自動作成する機構のことです。

サーボ剛性

サーボ剛性とは、外乱による力Ftが作用したとき、偏差をゼロに戻そうとする力(トルク)が生じます。偏差と力の比例定数をサーボ剛性といいます。

サイクリック伝送(CDT)

サイクリック伝送とは、データリンクにおいて、同一ネットワーク内の局間で、定期的にデータ交信をする機能をいいます。

シェーディング補正

シェーディング補正とは、画像をイメージスキャナーなどでコンピューターに取り込む際に発生する光量ムラを補正する処理のことをいいます。

最高周波数

最高周波数とは、取り扱える信号の最高速度のことをいいます。弊社モータ制御に於いては、独立軸制御では4Mpps(4MHz)程度の出力が可能な製品があります。

最大自起動周波数

最大自起動周波数とは、入力信号に同期して起動し、正回転、逆回転の制御ができる最大の周波数を表します。

最大連続応答周波数

最大連続応答周波数とは、モータに入力するパルス周波数で、モータが連続動作できる限界の周波数のことです。

先読みバッファ

先読みバッファとは、ある個数で構成された自動連続読み出し用バッファです。

座標系

座標系とは、位置を表す際の決まりのことをいいます。大きくは、X-Y座標系、緯度経度座標系があります。

座標軸

座標軸とは、座標を決めるための基準となる数直線になります。直交座標のx軸・y軸などがあります。

差分

差分とは、同じ種類の中の物ごとでの差を表します。

三角駆動

三角駆動とは、加速後に定速区間がなく、加速状態から減速へ急激に変化する動作です。速度パターン図が三角形になるので、三角駆動と呼びます。

ショット

ショットとは、射撃や、打ち抜くことを現しますが、電気に纏わる用語としては、一度だけ信号を出力したり、測定するときに、1ショット出力といったりしています。

ショート

ショートとは、回路図や、配線で、複数の信号が電気的に繋がっていることをいいます。

シリアル通信

シリアル通信とは、データを送受信するための伝送路を1本、または2本使用して、データを1ビットずつ連続的に送受信する通信方式です。

シリアルバス

シリアルバスとは、1ビットずつ順番にデータを転送することで、シリアルバスと呼ばれます。

シングルステップ実行

シングルステップ実行とは、プログラムのデバックの際に、命令ごともしくは1ステートメントごとに実行させることである。

自起動領域

自起動領域とは、外部から入力されるパルス信号に同期して起動、正回転、逆回転の制御が可能な周波数範囲のことを表します。

軸受

軸受とは、機械要素のひとつで、回転や往復運動する相手部品に接して荷重を受け、軸などを支持する部品である。

自動台形非対称加減速

自動台形非対称加減速とは、加速時と減速時の値を別々に設定することで、モータ制御の加減速の動きを自動的に制御する機能になります。

主軸、従軸

主軸、従軸とは、メインとする動作軸を主軸といい、その動きに従って同期させて動くものが従軸となります。

指令パルス

指令パルスとは、モータを動かすモータドライバに位置指令値をパルス列で出力することをいいます。

スカラロボット

スカラロボットとは、一般的に水平多関節ロボットのことを示します。ワークを水平方向に移動させられるロボットになります。

スタンドアローン

スタンドアローンとは、他の機器(PLC等)に依存せず動作するものをいいます。

ステージコントローラ

ステージコントローラとは、X、Y、Z軸+加工用制御1軸を搭載した、ステージ用のコントローラになります。当社ではAS-8400という機種が当てはまります。

ステッピングモーター

ステッピングモーターとは、パルス電力に同期して動作する同期モータになります。

ステップ角度

ステップ角度とは、ドライバにパルスが入力される度にモーターが動く角度です。モーターの構造や励磁方式により異なります。

スルー領域

スルー領域とは、自起動領域から周波数を増加させるとき、あるいは負荷トルクを増加させるとき、モーターが入力信号に同期を保って応答できる領域のことをいいます。

スローアップ・スローダウン

スローアップ・スローダウンとは、機械制御においては、機構部やワーク(治具)が加速しながら動作を開始し、減速しながら動作を停止することです。

垂直多関節ロボット

垂直多関節ロボットとは、一般的にはアーム型6軸多関節ロボットのことを指します。原理上は6軸あれば、手先の位置と姿勢を一通りカバーできるようになります。

水平多関節ロボット

水平多関節ロボットとは、一般的にはスカラロボットのことを指します。ワークを水平方向に移動させられるロボットになります。

推力定数

推力定数とは、入力電流に対するリ出力トルク(N/A)、リニアモーターなどの出力能力指数として表現される場合が多いです。

セットリングタイム

セットリングタイムとは、機械制御においては、サーボ/ステッピングモーターが、上位コントローラから指令を受けた後、指令を完了するまでの時間を指します。

セミクローズドループ制御

セミクローズドループ制御とは、サーボモーターは自身のエンコーダー信号をフィードバックしてクローズドループとなっていますが、上位側のコントローラが制御ループにフィードバック信号を使用していないことを指します。

静止角度誤差

静止角度誤差とは、サーボ/ステッピングモーターが、静止している時の角度誤差になります。

制御軸

制御軸とは、機械制御においては、サーボ/ステッピングモーターを軸としてカウントする場合が多いです。

制振制御

制振制御とは、モーター駆動時に、機構部の振動を抑制するための制御であり、サーボアンプに多くの機能が内蔵されています。

静的許容モーメント

静的許容モーメントとは、静止している構造物が耐えうる回転方向の荷重です。

絶縁耐圧

絶縁耐圧とは、電気的絶縁能力のことです。耐圧なので、電圧で表記されます。

絶対座標

絶対座標とは、原点を基準とした座標系です。

ソフトリミット

ソフトリミットとは、リミットセンサや機構的限界ではなく、ソフトウェア(数値制御)による限界位置制御になります。

相対移動量

相対移動量とは、現在位置からの移動量になります。

相対座標

相対座標とは、現在位置からの座標系になります。

速度のオーバーライド

速度のオーバーライドとは、動作中の速度を変更することです。

速度変動率

速度変動率とは、無負荷時の回転速度と負荷をかけた定格回転速度との差の比率になります。

 
た行

タイミングチャート

タイミングチャートとは、時間の経過に合わせて、信号の処理などがどのように進むかを表した図のこと。

タクトタイム

タクトタイムとは、生産工程などの作業時間のこと。

台形加減速

台形加減速とは、一定の加速度で加速または減速を行います。直線的に加速、減速すること。

台形駆動

台形駆動とは、台形加減速で動作すること。

脱出トルク(プルアウトトルク)

脱出トルクとは、入力信号に同期して回転する場合の最大のトルクのこと。

脱調

脱調とは、ステッピングモータのパルス入力とモータ動作の同期が失われることをいいます。

短時間定格

短時間定格とは、一定時間内の定格出力のことを表します。

直線加減速

直線加減速とは、一定の加速度で加速または減速を行います。台形加減速と同じ。

直線補間

直線補間とは、軌跡が直線になるように補間すること。

チュートリアル

チュートリアルとは、基本の意味は個別指導になりますが、コンピューターのハードウエアやソフトウエアに場合は、技術的な使用説明書や補助教材といった、使い手が使用するもののことを現す。

直交ロボット

直行ロボットとは、2軸または3軸の直交する軸により構成されるロボット。

通信速度

通信速度とは、通信データを転送する速さ。

通信プロトコル

通信プロトコルとは、機器間で通信を行う時の取り決めになります。

ティーチング

ティーチングとは、ロボットを実際に動かしてその動作を記憶し、再度同じ動作をさせること。

ディテントトルク

ディテントトルクとは、モーターを励磁しないときに発生するトルクです。

デコーダ

デコーダとは、一定の規則や方式に基づいて符号に変換されたデータを、符号化時とは逆方向の変換を行って元のデータを復元する電子回路等になります。

デバイス

デバイスとは、パソコンを構成するさまざまな周辺の機器、装置、パーツをデバイスといいます。

デバッガ

デバッガとは、プログラムの動作検証や不具合の発見、修正を支援するソフトウェアになります。

定格推力

定格推力とは、スライダが静止している状態において、スライダの進行方向にかけられる力を意味します。

定格電圧

定格電圧とは、電子回路等に一瞬でも印加してはいけない電圧になります。

定格電流

定格電流とは、電子回路等に一瞬でも流してはいけない電流になります。

定速動作

定速動作とは、モータの制御において負荷の大小にかかわらず、一定の速度で動作する事を意味します。

定電圧駆動

定電圧駆動とは、例えば、負荷に関係無く一定の電圧で駆動する事を意いいます。電池等で駆動 している場合、流す電流が大きければ電圧が降下し、定電圧で無くなります。

定電流駆動

定電流駆動とは、例えば、負荷に関係無く一定の電流で駆動する事を意味します。電池等で駆動 している場合、負荷の抵抗が大きければ電流が低下し、定電流で無くなります。

電子カム

電子カムとは、モータ制御において電子回路でエンコーダ信号を取り込み、この信号に同期して 予め設定されたカム形状のパルスを出力し、カムの動きを再現するシステムです。

転送速度

転送速度とは、通信データを転送する速度を意味します。 例えば、Wi-Fiルーターで最大300Mbps出るなど表記されていますが、 1秒間に何メガビットのデータを転送できるかを表します。

ドウェル

ドウェルとは、機械加工中に、意図的に刃物の動きをのみを指定された時間止める事を 意味します。この動作により例えば穴あけ加工時の底面の仕上げ (底面が刃物によって目的の形状に到達する)が可能となります。

ドットネットフレームワーク(.NETFramework)

ドットネットフレームワークとは、マイクロソフトが開発したアプリケーション開発・実行環境です。 .NETFramework向けに開発されたアプリケーションは、ハードウェアやOSの違いに か依存せず.NETFrameworkが実装されていれば実行することができる事を目的とします。

トランジェント伝送

トランジェント伝送とは、CC-Linkでの通信において他局シーケンサとの通信を行う機能です。 同一ネットワークおよび他ネットワークのシーケンサと通信できます。

トルク制限

トルク制限とは、モータの出力トルクを制限する事をいいます。一定の力で刃物を加工対象に 押しつけたいときなどに機械に過大な力やトルクを加えないようにして、保護したいときなど に使います。

トルク定数

トルク定数とは、モータに電流を流すと、この電流と界磁の磁束とによりトルクが発生しますが、 この電流と発生トルクとの関係のことになります。この値が大きいほどモータ移動のため の電流が少なくて済みます。単位は、(N・m/A)。

トルク特性

トルク特性とは、ステッピングモーターの出力トルクは回転速度に依存し、これをトルク特性 といいます。回転速度-トルク特性は回転数が上がると出力トルクは下がる 特性となります。

同期制御

同期制御とは、複数のモータ駆動軸がタイミングを合わせて(同期して)目的地まで 到達させる制御方式になります。主軸モータの回転に合わせて従軸が 回転することとなります。

独立制御

独立制御とは、各モータ駆動軸が他の軸に関係無く目的地まで到達させる制御方式になり、同期制御とは逆の意味になります。 意味します。

 
な行

ノイズ

ノイズとは、雑音ともいわれますが、不要な音や、不要な情報のことになります。

ノイズフィルタ

ノイズフィルターとは、ノイズを取り除く為の機器や装置のことです。

ノイズマージン

ノイズマージンとは、ノイズの影響を受けても、正常動作が保つことができるための余裕のことを表わします。

ノイマン型コンピュータ

ノイマン型コンピュータとは、ハンガリーの数学者のノイマンさんが提唱された、コンピュータの基本構成(プログラムが内蔵され、それを順次実行していく構成)のことである。

二進数

2進数とは、一桁を0か1かで表し、コンピュータの処理の最小単位を1ビットともいいます。

鉛フリー

鉛フリーとは、鉛フリーハンダのことを表わし、鉛を含まないハンダになります。 従来は、鉛入りの、共晶ハンダと言われるものが、普及していましたが、鉛は人体に対して、有害であることから、20世紀後半あたりから、 鉛を含まない、鉛フリーハンダが普及してきて、現在は鉛フリーが主流になっています。

入出力(I/O)

入出力とは、電子部品や、コンピュータ等の様々な部品同士が、信号のやり取りをおこなう、端子などを表わします。 入力がINPUT、出力がOUTPUTとなります。

 
は行

ハードリミット

ハードリミットとは、回路的に機能を抑止する機能になります。

バイポーラ駆動

バイポーラ駆動とは、モータ巻線に対し正方向および逆方向に電流を流す駆動方式で、回路構成が複雑になるが、低速回転時の出力トルクが高くなる等の特長がある。

バックラッシュ補正

バックラッシュ補正とは、モータ等機構的回転系にはほとんど不感帯がある、この不感帯の事をバックラッシュといい、モータ制御においてバックラッシュがあると位置決め指令の現在位置と機械の位置に誤差が生じる。この誤差を補正することをバックラッシュ補正という。

バッファ

バッファとは、一時的に情報を保存する領域のことです。

パラレル通信

パラレル通信とは、複数のディジタルデータ信号を同時並行で送る通信方式のことです。

パルス周波数変調(PFM)

パルス周波数変調(PFM)とは、パルス幅は変えずに、周波数だけを変化させる変調方式のことです。

パルス信号

パルス信号とは、一定の幅を持った電気信号の短径波波形のことです。

パルス幅変調(PWM)

パルス幅変調とは、周波数は変えずに、パルス信号の幅だけを変化させる変調方式のことです。

パルスレート

パルスレートとは、モータの速度等を表す単位で毎秒のパルス数[pps]で表し、これをパルスレートといいます。

パルス列

パルス列とは、モータ制御において、移動距離、回転数を制御するパルスであり、パルスの数で移動距離を表し、パルスの周波数で回転数を表します。

パレタイジング

パレタイジングとは、パレットの上に物を載せる作業の事をいいます。

パワーレート

パワーレートとは、サーボモータの加減速性能を表す指標で、トルクの2乗に比例。ロータの慣性モーメントに反比例します。

反復定格

反復定格とは、断続的に使用することを前提にした定格のことを表わします。

ヒステリシス

ヒステリシスとは、履歴現象のことで、強磁性体の磁化の強さ、誘電体の誘電率、弾性体のひずみなどの大きさが、そのときの磁場、電場、応力などの値によって一義的にきまらず、以前の状態に関係する現象のことです。

ピッチ誤差補正

ピッチ誤差補正とは、直線軸における軸移動の位置決めの事いい、指令上の位置と実際の移動距離の誤差の事をピッチ誤差と言い、この誤差を補正することをピッチ誤差補正といいます。

引き込みトルク(プルイントルク)

引き込みトルクとは、一定周波数のパルスを入力したとき、停止している状態から起動するまでの必要なトルクのことをいいます。

非対称加減速

非対称加減速とは、モータの起動/停止制御において起動開始速度と停止速度を異なるように制御することをいいます。

フィードバック制御

「制御対象を計測」→「目標値との差の演算」→「操作量(操作出力値)の出力」→「制御対象の変化」→「制御対象を計測」→・・・という閉じたループにより制御する「閉ループ制御(closedloopcontrol)」において、加えた操作量(操作出力値)の結果にあたる”制御対象の変化”を帰還(feedback)して制御する方法を「フィードバック制御(FB制御)」と呼ぶ。 また、制御を乱すような外的な作用(外乱)が生じても、その影響が制御対象の変化として現れれば、ただちにフィードバックされて適切に修正するように動作する

フィードバックパルス

フィードバックパルスとは、上記制御方式において、操作量(操作出力値)の出力をパルスで行う方法です。

フィードフォワード制御

フィードフォワード制御とは、フィードバック制御の欠点を補うために用いられる フィードフォワード制御とは、制御を乱す外的要因が発生した場合に、それが”制御対象の乱れ”などの影響として現れる前に、前もってその影響を極力なくすように必要な修正動作を行う制御方式 そのため、外乱を事前に検知する手段や外乱検知時の適切な修正量の決定が必要となる


フィードフォワード制御

フォトカプラ

フォトカプラとは、信号を伝達する素子。内部に発光素子と受光素子が収められ、外部からの光を遮断するパッケージに封じ込められた構造になっているものです。入力された電気信号を発光素子によって光に変換し、その光を受光素子に送る事により信号を伝達する。一般的に発光素子には発光ダイオード、受光素子にはフォトトランジスタが用いられることが多い

ブラシレスモーター

ブラシレスモータとは、機械的な接点ではなく、トランジスタなどのパワー素子で構成された駆動回路の電子回路(ドライバ回路)を使い、電気的に電流の切り替えをおこなってローターを回転させるモータです。

プリ処理・解析

プリ処理・解析とは、一般的なCAE プロセスのステップとして、CAE プロセスにはプリ処理、解析、ポスト処理がある。プリ処理段階では、エンジニアはジオメトリ ( またはシステム表現 ) および 設計の物理的特性と、荷重や制約といった形での環境をモデル化する。次に、基礎となる物理法則の適切な数学的定式化を通じて、モデルを解析、ポスト処理段階では、結果がエンジニアに提示され、評価が可能になる。

プリセットカウンタ

プリセットカウンタとは、あらかじめスタートのカウント値(普通は0)と動作カウント値をセットして使用するカウンタです。

プルアルトトルク(脱出トルク)

プルアウトトルク(脱出トルク)とは、入力信号に同期して回転する場合の最大のトルクのこと。

プルイントルク(引き込みトルク)

プルイントルク(引き込みトルク)とは、一定周波数のパルスを入力したとき、停止している状態から起動するまでの必要なトルクのことをいいます。

ブレークポイント

ブレークポイントとは、プログラムにおいて、実行を一旦停止する場所、ステップのことをいいます。

プログラム原点

プログラム原点とは、プログラムの基準とする場所、または、機械的な基準位置になります。

プロセッサ

プロセッサとは、コンピュータなどの中で、ソフトウェアプログラムに記述された命令セット(データの転送、計算、加工、制御、管理など)を実行する(=プロセス)ためのハードウェアであり、演算装置、命令や情報を格納するレジスタ、周辺回路などから構成されます。内蔵されるある程度の規模の記憶装置までを含めることもあります。

プロトコル

プロトコルとは、複数の者が対象となる事項を確実に実行するための手順等について定めたものになります。 情報工学分野でマシンやソフトウェア同士のやりとりに関する概念を指すためにも用いられる約束事になります。

分解能

分解能とは、装置などで対象を測定または識別できる能力のことをあらわします。識別できる最小単位になります。

分散処理

分散処理とは、処理速度の向上とサーバー負荷軽減のために、1つの処理を分散して行う方式のことです。

ヘリカル補間

ヘリカル補間とは、NCプログラムの指令の一つで、指令された送り速度で指示された位置まで螺旋状(円弧補間に深さ方向の動きが加った動き)に移動する指令になります。

並行処理

並行処理とは、複数の処理が(少なくとも論理的に)同時に走っていて、処理やイベントが起きるタイミングが任意である処理のことをいいます。

並列処理

並列処理とは、同じ処理を並列に実際に実行する処理のことをいいます。

偏差カウンタ

偏差カウンタとは、信号が溜まる容器のようなもので、指令パルス数から帰還パルス数を減算した残りを記憶するカウンタのことです。

ホールディングトルク

ホールディングトルクとは、モータの停止位置を保とうとするトルクのことをいいます。

ポスト処理

ポスト処理とは、位置データを直接実行することができるNCデータに変換する処理のことです。

補間制御

補間制御とは、複数の軸が同時に動いて、同時に終了する動作をする制御のことです。

補間前加減速

補間前加減速とは、補間制御で加減速があると軌跡の誤差が生じるため補間動作前に加減速することです。

 
まやらわ

マイクロステップ駆動

マイクロステップ駆動とは,機械的に決まるステップ角(θo)を、電子回路によってさらに分割し,微小な角度で徐々に回転させる駆動方式をマイクロステップ駆動といいます

マシニングセンタ

マシニングセンタ(machiningcenter)とは、自動工具交換機能をもち、目的に合わせてフライス削り、中ぐり、穴あけ、ねじ立てなどの異種の加工を1台で行うことができる数値制御工作機械。工具マガジンには多数の切削工具を格納し、コンピュータ数値制御(CNC)の指令によって自動的に加工を行います。

マルチタスク

マルチタスクとは、二つ以上のプログラムを、1台のコンピューター内で見かけ上同時に実行することで、あるプログラムの入出力の待ち時間中に、他のプログラムを実行することです。

マルチドロップ接続

マルチドロップ接続とは、ケーブル上に、芋づる式に機器が接続される接続形態のことをいいます。送信されるパケットやフレームに送信先および送信元のアドレスを付けることで、同じバス上に複数の装置がぶらさがっていても特定の装置のみがデータを送受信できます。

巻線抵抗

巻き線抵抗とは、コイル形状の直流抵抗になります。

摩耗補正

摩耗補正とは、輪郭加工などにおいて、工具形状補正により刃先位置を補正しても、加工条件、工具の摩耗等により実際の加工寸法が得られないことがありますが、 そのため個々の工具に対し、更に工具摩耗補正により、目的の寸法に仕上がるように補正することをいいます。

モーションコントロール

モーションコントロールとは、「動きを制御する」という意味を持っています。その代表として、各種モータによる位置制御などがあげられます。電気的エネルギーをモータに与えることにより、モータは動作し運動的なエネルギーに変換します。その技術は、工作機械、ロボット制御、半導体製造装置、射出成形機やデジタル家電検査装置などの中核として大きな役割を担っており、この分野における設備投資は近年大きく成長しています。

モータードライバ

モータドライバとは、モータを駆動するインバータ回路の半導体を指します。3相小型モータでは、6個のパワー素子と、6個のダイオードから構成され、パワー素子には、トランジスタ、FET、IGBT等が使用されます

揺動装置

揺動装置とは、軸の回転運動と軸の円周運動の2つの運動を組み合わせた複合回転運動を行わせて、研磨等を行う装置です。

ユニポーラ駆動

ユニポーラ駆動とは、一つの巻線に対し常に一定方向に電流を流す方式で、センタタップを設けた結線のステッピングモータに適合します

ラインドライバ出力

ラインドライバ出力とは、高速、長距離伝送用の専用ICを用いた出力方式で、RS422-A規格に準拠したデータ伝送方式。信号が差動の2信号として出力されるため、ノイズに強いのが特徴です。ラインドライバで出力された信号を受信するのには、ラインレシーバと呼ばれる専用ICが用いられます。

ラダ―言語

ラダー言語とは、論理回路を記述するための手法で、現在多くのプログラマブルロジックコントローラ(PLC)で採用されているプログラム言語です。

ラッチ回路

ラッチ回路とは、双安定マルチバイブレータの一種で、1bitの情報を保持できる状態を有する電子回路です。

リニアエンコーダ

リニアエンコーダとは、直線軸の位置を検出し、位置情報として出力する装置のことで、位置決めエンコーダ、リニアスケールとも呼ばれます。物差しとなるスケール(目盛)と、位置情報を検出するヘッド(検出器)で構成し検出に光の反射を用いる光学式と、磁気を用いる磁気式があり、それぞれ絶対位置測定を行うアブソリュート式と、相対位置測定のインクリメント式があります。

リファレンス点

リファレンス点とは、機械座標系上の数値制御工作機械の特定の位置をいいます。機械基準点、ホームポジション、イニシャルポジション、ツールポジションなどの総称になります。

リンギング

リンギングとは、白から黒(または黒から白)へ変化する画像信号の波形が「波うつように」振動する現象。画面では輪郭の右側にゴーストの様なニセ信号として発生します。輪郭をくっきり見せる為の「オーバーシュート」とは違うものになります。

レジスタ

レジスタとは、計算機の構成要素の一つで、演算や転送などの処理のために一定量のデータを一時記憶しておく回路になります。

レトロフィット

レトロフィットとは、旧型の機械を改良することにより、継続して使用できるようにすることですが、電装品は技術進歩もしているので、従来以上の性能にすることも可能です。

連続定格

連続定格とは、連続して使用できる定格になります。モーターであれば、その定格内ならば、休ませることなく運転できます。

連続補間

連続補間とは、予め設定しておいた複数の補間動作(2軸固定)を順番に起動していく動作になります。

ローカル【local】

ローカル【local】とは、コンピューターと、その入出力チャンネルに直結された端末装置などで構成される利用環境のことをいいます。

ロストモーション

ロストモーションとは、プラス方向とマイナス方向で途中同じところに止まりたいときに、どの程度位置ズレがおきるかを表した値です。

論理回路

論理回路とは、符号化されたデジタルな情報を論理的に処理する機能をもつ回路の総称をいいます。

論理座標

論理座標とは、原点設定した位置を原点とする座標。論理座標は使用中の折り返し方法に関係ない文書の座標を示し、行の折り返しによる改行コードは数えられません。論理行は文章内の改行コードの数に依存し、折り返し方法には関係ありません。一方、表示座標は、折り返された行も、行数の合計に含みます。

ワーク

ワークとは、加工などを行う、ある対象物(材料)などのことを表わします。

ワーク原点

ワーク原点とは、ある対象物の加工する基準点のことをいいます。

ワーク座標

ワーク座標とは、機械原点が既に定まっているCNC上で、複数の任意の機械座標系上の位置を「0」としてそれぞれ登録し、NC加工プログラムのアブソリュート指令用の位置決めに使います。これらによって決まる座標系を「ワーク座表系」と呼びます。

割り込み機能

割り込み機能とは、プログラム実行中に、別の処理が必要になると、その処理プログラムに切り替える機能のことをいいます。

 
英記号

1相励磁

1相励磁とは、1相ごとに励磁する方式であり、トルクが弱く高速回転には向いていない。

2相励磁

2相励磁とは、2相間で90度の位相づれを保ちながら励磁すること。

ACFテープ(異方性導電テープ)

ACFテープ(異方性導電テープ)とは、面方向に絶縁性を持ち厚み方向には導通性を持つテープです。

ACサーボモーター

ACサーボモーターとは、駆動軸のエンコーダ信号を監視しながら高精度に回るモーターのことです。

ARCNET(アークネット)

ARCNET(アークネット)とは、ネットワークプロトコルの1種で比較的初期のものです。

A軸

A軸とは、X軸に並行に回転軸を持つ追加軸をA軸と呼びます。

A接点

A接点とは、通常オープン状態にある接点のことです。

A相

A相とは、複数の相がある場合の相の名前であり、2相の場合A相、B相などと表現します。

B軸

B軸とは、Y軸に並行に回転軸を持つ追加軸をB軸といいます。

B接点

B接点とは、通常クローズ状態にある接点のことです。

B相

B相とは、複数の相がある場合の相の名前であり、2相の場合A相、B相などと表現します。

CCW(CounterClockWise)

CCW(CounterClockWise)とは、軸から見て半時計方向の回転を示します。

CC-Link

CC-Linkとは、統合オープンネットワークの1種で三菱電機が提唱したものです。

CDT(サイクリック伝送)

CDT(サイクリック伝送)とは、データリンクにおいて、同一ネットワーク内の局間で、定期的にデータ交信をする機能をいいます。

CLR

CLRとは、NET対応プログラムが使用する共通動作環境のことです。

CMP(化学機械研磨)

CMP(化学機械研磨)とは、研磨を研磨剤の表面化学作用や化学成分の作用と機械的研磨を併用して行うものです。

CNC

CNCとは、人の感に頼らないコンピュータによる数値化された制御装置のことです。

CPU

CPUとは、CentralProcessingUnitの略で、別名:プロセッサー。車で例えるとエンジン、人間の体で例えると頭脳にあたるものです。

CP制御

CP制御とは、2点間の移動を規定して制御することです。

CUnet

CUネットとは、ステップテクニカ社により開発されたオープンネットワーク。多数のCPUを使用する制御システムにおいて、専用ICの使用によりデータ共有用の通信プログラムの開発工数を低減できるよう開発されました。

CW(ClockWise)

CWとは、回転方向を示しており、出力軸側から見て時計方向(正転)のこと。

C軸

C軸とは、Z軸に並行に回転軸を持つ追加軸をC軸といいます。

DCS制御

DCS制御とは、分散型制御システム(DistributedControlSystem)。制御システムの一種で、制御装置が中心に1つあるのではなく、システムを構成する機器ごとに制御装置があり、ネットワークで接続されている。工場の生産システムなどに使われます。

DCサーボモーター

DCサーボモータとは、電子制御により回転角や回転速度を制御するモータです。回転数を検出するパルスジェネレータが備わっており、出力に応じて入力を変化させるフィードバック制御が利用されています。電子制御で高精度の停止位置の制御が可能です。

DNC制御

DNC制御とは、直接数値制御(DirectNumericalControl)。複数の数値制御工作機械(NC工作機械)へ1台の中央コンピュータから指令を出し、集中管理する方式です。

DRAM

DRAMとは、ダイナミックラム(DynamicRandomAccessMemory)。半導体記憶素子の一つで、読み書きが自由に行えるRAMの一種で比較的回路が単純で集積度も簡単に上げることができ、価格も安いため、コンピュータのメインメモリはほとんどがDRAMである。

FMS

FMSとは、FlexibleManufacturingSystem。多品種・小ロット生産に対応した、柔軟な生産システムのことです。商品によって生産設備を大幅に変更せず、一定の範囲内で類似品や複数の製品を需要の変動に応じて生産できるシステム。

FPGA

FPGAとは、Field-ProgrammableGateArray。現場でプログラム可能なゲートアレイであることから、このように呼ばれています。広義にはPLD(プログラマブルロジックデバイス)の一種であり、製造後に構成を設定できる集積回路です。

Gコード

Gコードとは、NC装置内部で軸の移動や座標系の設定などを処理する機能です。コードはG00~G99の100種類あります。

HB型ステッピングモータ

HB型ステッピングモータとは、永久磁石形(PM型:PermanentMagnetType)と歯車状鉄心形(VR型:VariableReluctanceType)の特長を併せ持った構造であり、回転トルクを他のタイプよりも高めることができ、微少な角度制御も可能です。

HDLC

HDLCとは、ハイレベルデータリンク制御手順(HighlevelDataLinkControlprocedure)の略で、データ伝送制御手順の一つです。基本形データ伝送制御手順(JISC6326)に比べて、任意のビットパターンを送ることができ、厳密な誤り制御が行われるなどの利点があります。信頼性が高く、効率良くデータを送ることが可能です。

I/O通信

I/Oとは、Input/Outputの略になります。一般的に通信というとシリアル通信やLAN通信などがありますが、使用する機器に通信ポートが無い時に、I/Oポートを使用して通信機能をソフト的に組み込むことがあります。

INPOS(インポジション)

INPOS(インポジション)とは、位置決め制御でワークが位置決め範囲内に到達した時にサーボアンプから出力される信号です。

IPコア

IPコアとは(IntellectualPropertyCore)、LSIを構成するための部分的な回路情報で、機能単位でまとめられているものです。ASIC開発やプログラマブルロジックデバイスを用いた開発に利用する。

ISO230-2

ISO230-2とは、数値制御による位置決め精度試験に関する国際規格になります。

JISB6190-2

JISB6190-2とは、数値制御による位置決め精度試験に関する規格です。  を変更することなく作成した日本工業規格である。

JOG

JOGとは、手動運転のことです。

LAN

LANとは、室内あるいは建物内にあるコンピュータや通信機器、情報機器などをケーブルや無線電波などで接続し、相互にデータ通信ができるネットワークのことです。

LCDパネル

LCDパネルとは、偏光フィルタ(水平、垂直)、ガラス基板、液晶、バックライトなどで構成される液晶ディスプレイの画像表示部分のことです。透明電極が組み込まれた2枚のガラス基板の間に液晶分子が挟まれており、更にそのガラス基板は2枚の偏光フィルタで挟まれている。電極に電圧を加えると液晶分子の向きが変化することを利用し、通過する光の状態をコントロールすることにより画像を表示している。液晶分子自体が発光しないため、光源としてバックライトが必要となる。

LSI

LSIとは、Large-ScaleIntegratedCircuit大規模集積回路のことです。多層化・微細化などによりICよりさらに素子の集積度を高くしたものになります。

Mコード

Mコードとは、工作機を動かすためのスイッチの働きをするもの。主軸を回転したり止めたり、工具交換をさせるときに使用します。

NC工作

NC工作とは、加工等の工作を数値によってコントロールして行うことです。

NRZ符号

NRZ符号とは、ビット転送ごとに電位を0に戻さない方式の符号のことです。

OCX

OCXとは、特定の機能を持つWindowsプログラムの部品を、カスタムアプリケーションに組み込んで使う技術のことです。

PCI

PCIとは、CPUと周辺機器の間で通信を行うバスアーキテクチャのことです。

PCIe

PCIeとは、PCIを拡張したシリアルインターフェースのことです。

PFM(パルス周波数変調)

PFM(パルス周波数変調)とは、パルス幅は変えずに、周波数だけを変化させる変調方式のことです。

PID制御

PID制御とは、フィードバック制御の一つで、目標値と出力値との偏差の、比例・積分・微分要素を入力値として用いて行う制御です。

PLC(シーケンサ)

PLC(シーケンサ)とは、プログラマブル・ロジック・コントローラの略で、リレー回路を代替する制御装置のことです。

PM型ステッピングモータ

PM型ステッピングモータとは、ロータに永久磁石を用いたステッピングモータのことです。

PTP制御

PTP制御とは、連続位置決めによって制御を行う経路制御方式の一つです。

PWM(パルス幅変調)

PWM(パルス幅変調)とは、周波数は変えずに、パルス信号の幅だけを変化させる変調方式のことです。

RS232C

RS-232Cとは、シリアルポートのインターフェース規格のこと。

RZ符号

RZ符号とは、ビット転送ごとに電位を0に戻す方式の符号のこと。

SEMI規格

SEMI規格とは、半導体業界団体SEMIが定めた半導体製造装置の規格のことです。

SRAM

SRAMとは、半導体メモリの一種で、電力の供給がなくなるとデータが失われる揮発性メモリです。

S字加減速

S字加減速とは、加減速をS字状に行う制御で、動作を滑らかにすることができます。

USB

USBとは、コンピュータと周辺機器を接続するシリアルバス規格の一つ。

VHDL

VHDLとは、デジタル回路設計用のハードウェア記述言語の一つです。

VR型ステッピングモータ

VR型ステッピングモータとは、ロータに永久磁石を用いないステッピングモータのことです。

W軸

W軸とは、Z軸に平行な追加軸のことです。

X軸

X軸とは、直交3軸の一つ目の軸のことです。

Y軸

Y軸とは、直交3軸の二つ目の軸のことです。

Z80

Z80とは、8ビットのマイクロプロセッサの一つ。

Z軸

Z軸とは、直交3軸の三つ目の軸のことです。

Z相

Z相とは、エンコーダの1回転中に1度だけ出力される信号のことです。